不法行為　暴行・傷害による損害賠償請求（続）

２　当方（乙）は、甲の主張する座敷から床に転倒した際の状況では、座敷のそばの

通路ではなく少し離れた所に転倒していたことは経験則上説明できないこと、甲が頸

椎捻挫を訴えたのは入院後１ヶ月半余り経過後であったこと、甲が暴行を受けた状況

についての主張が変遷したこと等を主張し、甲に抱き込まれて証言した丙の証言内容

の不自然さ・不合理さを具体的に指摘し、甲の転倒する大きな音を聞いてすぐに現場

へ行った店長の証言を得られた結果、甲の傷害と乙の暴行との間に因果関係を認める

ことはできないとして請求棄却判決（当方の全面勝訴）。